気付かぬうちに噛まれてしまいかゆみが止まらない、南京虫の被害はかなり怖いですよね。
このような被害が出やすい季節を皆さんは知っていますか?
今回は、どの季節に南京虫の被害が出やすいのか。
さらにどうしてその季節なのかという理由をお教えしたいと思います。
原因をつかんで南京虫対策を行いましょう。
目次
南京虫の出やすい季節とは
南京虫が発生しやすい季節は夏です。
海外から持ち帰ってしまうというパターンが多いため、ホテルや旅館に注意が必要ですが近年では個人宅にもあらわれるといいます。
発生の原因は南京虫の持ち込みですが、早めに気づき、すぐさま対策をとることで駆除が可能になります。
なぜ夏に南京虫が発生しやすいのか
南京虫は暖かいところが好き
正確にいうと、南京虫が活発に活動するのは6~9月です。
暖かい環境を好むため、この時期に発生しやすいと考えられます。
ですが、6~9月のシーズンしか発生しないわけではありません。
暖房といった空調の設備が充実した環境では一年中生息することができるのです。
繁殖に要注意
南京虫の成虫は繁殖力が非常に高いです。
成虫のメスは1日に3~6個の卵を産みます。
約1年間という寿命の間で約200~500個産卵するのです。
卵は約1週間で孵化、そして1~3か月で成虫になることができます。
ということは、一度1匹だけ発生したとしても一瞬のうちに繁殖してしまうのです。
また、タフな体の持ち主で、吸血しなくても数か月は生きることが出来ます。
夏の生活スタイルは南京虫格好のエサ
夏になると気温が上がり暑くて過ごしにくくなります。
私たちは、何とか暑さをしのごうと衣服一枚の涼しげな格好で過ごしますよね。
肌の露出度が上がるということは南京虫が吸血しやすい環境になります。
噛みつき放題という状況はかなり危険です。
さらに、夏場は畳やフローリングに寝転がったり、座り込んだりして体を休めたりしていませんか?
フローリングの隙間や畳のヘリに多く潜伏している南京虫が隙を狙って噛みつく恐れがあります。
夜寝ている間だけ気を付ければいいわけではありません。
普段過ごす空間に南京虫が隠れていないか専門の方に探してもらうと良いでしょう!
まとめ
南京虫は6~9月の夏場に発生しやすいこと、暖かい場所を好むことがご理解いただけたでしょうか。
さらに、人間が無防備になりやすい夏は、被害にあいやすく、多くの危険をはらんでいることも分かったと思います。
この記事を読んで、夏場の南京虫対策に力を入れてもらえたらと思います。
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