「寝ている間に虫に噛まれて身体中が痒いし、眠れなかった!」
「虫に噛まれて身体中に湿疹ができた!」
このようなクレームは避けたいですよね。
近年、「トコジラミという虫が大量発生している」といった内容のニュースが報道されています。
トコジラミに噛まれると、湿疹とともに強い痒みが現れます。
せっかく質の高いサービスを提供しても、トコジラミのせいで評判が大幅に下がってしまったホテルもあります。
トコジラミは隙間に隠れるので、生息場所を知らないと発見することが難しいです。
今回は、トコジラミがどんな虫なのか、また生息場所について解説していきます。
目次
トコジラミとは
トコジラミは別名を、床虫や南京虫、英語ではBed Bugと呼ばれており、吸血性の寄生昆虫です。
大きさは、幼虫で2〜4mm、成虫で5〜8mmほどの虫です。
体型は、薄い楕円形の形状で、狭い隙間に潜り込むことが可能なので、部屋の至る所に潜伏できます。
そのため、生息場所を知らないと、発見が遅れ、見つけた時には大量に繁殖していることもあります。
トコジラミの生息場所
トコジラミの潜伏場所としては、ベッドの布団の隙間、畳と畳の隙間、カーテンの折り目、家具類の隙間など、主に部屋の隙間に潜伏します。
その他には、寝室付近に置いていたカバンや人の服などにも潜伏することがあります。
そのため、トコジラミは外部へ持ち出され、様々な地域で数を増やしています。
また、トコジラミは日本だけに生息する虫ではありません。
海外旅行で泊まった宿泊先から、日本へ持ち込まれるケースもあります。
現在、日本にはタイワントコジラミと呼ばれる種類のトコジラミも増えてきています。
トコジラミの痕跡
トコジラミの潜伏先は部屋のあらゆる隙間ということがわかりました。
では、潜伏先ではどのような痕跡を残すのでしょうか。
トコジラミは生物の血液を吸い食事としています。
そのため、糞の大部分は水分です。
そのため、血糞と呼ばれる黒く濁った塊を排出します。
トコジラミが潜伏している場所には、この血糞が残されており、黒いシミのように広がっています。
部屋の隙間の近くに黒いシミの広がりがあると、トコジラミがいる可能性が高いです。
まとめ
今回はトコジラミの潜伏先と痕跡について紹介しました。
被害を最小限に抑えるためにも早期発見は重要になってきます。
なぜなら発見が遅れれば遅れるほど、数を爆発的に増やすからです。
早期発見のためには、日常から部屋の隙間がある場所に、血糞がないか点検することをおすすめします。
トコジラミを発見した、またわからないことがあるという方がいらっしゃいましたら、当社へご気軽に相談して下さい。
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