「南京虫に刺されてしまった場合、管理会社側の責任になるの?」
「南京虫の駆除は、管理会社側が負担してくれるのだろうか」
こういった疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
全く思い当たらないのにも関わらず、南京虫の耐え難い痒みを感じるのは大変ですよね。
もしかしたら、隣人や管理会社側に責任があるのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、賃貸の場合、南京虫の駆除費用を誰が負担するのかを解説します。
目次
そもそも南京虫はどこからやってくるのか
南京虫は日本全国に生息し、体長が5~7ミリほどの虫です。
しかし、南京虫は羽根を持っていないため、蚊のように飛び回って移動できません。
その場合、南京虫はどうやって移動しているのでしょう。
実は南京虫は、公共の場において、衣服や鞄に付着したり、別の人間と接触したりすることで移動します。
その南京虫を人間が持ち帰り、寝ている間に吸血されてしまいます。
費用負担は管理会社側?居住者側?
管理会社は、居住者が安全に住める環境を提供する義務があります。
つまり、管理会社が賃貸の清掃を怠り、害虫が大量発生することや、隣人側に害虫発生の原因がある場合、害虫駆除の費用を請求できる可能性があります。
しかし、南京虫の場合、居住者自身が別の人間と接触したことが原因の可能性が高いです。
そのため、南京虫の駆除費用を請求することは難しいと考えられます。
駆除料金の目安
1人暮らしのワンルームであれば、相場はおよそ10万円程度です。
しかし、被害の状況や業者側によって費用が異なるため、見積もりを出してもらう必要があります。
また、南京虫の駆除を依頼したとしても、卵の状態の南京虫を退治できないこともあります。
そのため、複数回にわたり駆除を行う必要も考えられます。
南京虫駆除にかかる費用は多めに見積もることをおすすめします。
まとめ
今回は、賃貸の場合、南京虫の駆除費用を誰が負担するのかについて解説しました。
南京虫の発生は、居住者が原因となることが多いため、管理会社側に費用を請求するのは難しいことが分かりました。
また、南京虫の駆除費用は、ワンルームタイプでおよそ10万円の費用がかかります。
害虫駆除の責任が居住者側であるのか、管理会社側であるのという判断は非常に難しいと思います。
今回ご紹介した情報に限らず、一度管理会社側に問い合わせてみるなど、あらゆる解決策を試してみることをおすすめします。
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