「家で南京虫の被害にあってしまった」
「南京虫はどのような環境で発生するのかを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
自分の家で虫を発見するのはすごく気分が悪いですよね。
しかも、南京虫は私たちの生活に悪影響を与えてくる害虫です。
そこで今回は、よく南京虫が発生する環境と、その対策について詳しく解説します。
目次
南京虫について
南京虫は別名トコジラミと呼ばれる虫で、約30年前の日本で多く繁殖していました。
殺虫剤の普及により1度は姿を消しましたが、近年、海外旅行者が増えた関係で、またその数を増やし始めています。
大きさは約5mmから8mmで、羽は持っていないので飛ぶことはありません。
家に繁殖してしまう原因の多くは、ヒトが持ち込んでしまうからだと言われています。
主に人だけでなくペットにも被害を与える虫で、吸血されることによってアレルギー反応が起こり、かゆみに襲われます。
発生しやすい環境について
次に、南京虫が発生しやすい環境について解説します。
南京虫は夜行性で暗い場所や狭いスペースによく繁殖すると言われています。
例えば、洗濯物や布団の間だったり壁の隙間だったり、家の隅々のスペースによく繁殖します。
発生した場所には血糞と呼ばれる黒い塊を残す習性があるので、発生した場所の見た目をかなり悪くするかもしれません。
対策について
1度家の中に南京虫が発生すると対策や駆除は難しい作業です。
しかし、南京虫にも弱点があります。
それは、血糞の有無を確認すれば発生源を押さえられることです。
見つけた場合は、掃除機や熱湯消毒をすることによって駆除しましょう。
海外の旅行先に南京虫がいて、それを家に持ち帰ってしまうケースがよくあります。
対策として、着た服を約50度のお湯で熱処理することで駆除できるので、海外旅行に行った際は試してみてください。
また、発見してからそのままにしておくと、さらに生息場所を広げる可能性があるので迅速な対応が求められます。
あまりにも多く南京虫が繁殖してしまっている場合は自分でなんとかしようとはせず、業者に依頼しましょう。
まとめ
今回はよく南京虫が発生する環境と、その対策について詳しく解説しました。
南京虫は部屋の小さな隅っこや布団やベッドといった、暗くて狭いスペースによく発生する虫です。
発生スペースには黒い糞がついているので簡単に発見できます。
自宅で快適に暮らすためにも、適切な駆除を行いましょう。
何かご相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
知って得する情報【知っ得】の連載をしております。
是非ご覧ください。
毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!