トコジラミに刺されたらかゆい?現れる症状とは
ベッドや布団で刺されることが多い「トコジラミ(南京虫)」。
世界中に潜んでいるので、自分は大丈夫と思っていても、いつ潜んでいて刺されるか分かりません。
今回は、そんな世界中にいる「トコジラミ」に刺された時の症状についてご紹介していきます。
目次
トコジラミに刺された時の症状は?
トコジラミは明るい所を嫌うので、主に夜寝ている時に人を刺して吸血していきます。
トコジラミに刺されたら、場合によっては激しいかゆみに襲われることもあります。
まずはどんな症状が出るのか、見ていきましょう。
腫れる
トコジラミに刺された時の症状として、赤く腫れることがあります。
蚊に刺された時と似たように見えますが、トコジラミは移動しながら刺すので、患部が1~2か所のようにまとまっておらず、色々な場所に刺すため見分けがつけやすいです。
かゆい
トコジラミは蚊のように人間の血を吸血していきますが、トコジラミが刺している時に唾液が体内に入り、アレルギー症状が起こる為、とても強いかゆみが生じます。
また、初めて刺された時に出ないことや、刺されてから何日後に症状が出るかなどは個人差があります。
じんましんになることも
トコジラミは唾液によってアレルギー反応が出るため、最初に刺された時よりも、2度目や3度目など回数を重ねる程、症状が悪化していきます。
そのため、何度も刺されて全身にじんましんが出来る人もいます。
トコジラミの症状の潜伏期間は?
トコジラミに限らず、アレルギー症状は人によって違うため、トコジラミの唾液のアレルギー症状にも個人差があります。
1回や2回刺されても症状の出ない人もいますが、少し遅れて1週間後の人もいるので忘れた頃に出る人もいます。
何の虫に刺されたかわからないときは?
トコジラミは広範囲に刺していくので、足だけなど、まとまった箇所にだけ刺されていると思った時は、ダニやノミだったり蚊だったりします。服の上からも刺す時があるので、他の虫よりも見分けつけやすいのが特徴です。
かゆい時の対処法は?
刺された所を清潔にするために、石鹸を泡立てて優しく洗います。
それでもかゆい時は、市販の薬の場合は、ステロイド軟膏を使用すると効きますが、あまりにも症状がひどいと感じた時はすぐに皮膚科の病院に行くことをおすすめします。
まとめ
今回は、トコジラミに刺されたときの症状と見分け方についてご紹介いたしました。
刺されて症状が出た時は、悪化する前にすぐ病院へ行く事、そして家の中で刺されないためにも、アンティーク家具や絨毯などの布製品には、特に注意しましょう。
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