家の掃除をしている時に、何かの卵を見つけたことはありませんか? ひょっとしたらその卵は、トコジラミ(南京虫)の卵かもしれません。トコジラミは繁殖力が強いので、卵を見つけたらしっかり駆除したいものです。 そこで今回は、トコジラミの卵の見分け方や駆除の方法について解説します!
目次
トコジラミ(南京虫)の卵は「小さい米粒」のような形
トコジラミの卵は、次のような特徴があります。
- 形は楕円形
- 白色で半透明色
- 光沢がある
- 大きさは1mm程度
大きさは異なりますが色や形は、炊く前の白米にも似ています。白米の大きさは概ね5mm程度。つまりトコジラミの卵の大きさは白米の粒の1/5ほどです。 家を掃除している時に小さいお米粒のようなものを見つけたら、それはトコジラミの卵かもしれませんよ。
トコジラミ(南京虫)の卵が見つかる場所は「室内のスキマ」周辺
トコジラミの卵はどのような場所で見つかるのでしょうか。 トコジラミの卵は、成虫が潜む場所の近くで見つかります。具体的には、ベッドの周辺、カーペットの下、畳と畳の間などです。卵を見つけるには、家の中の「スキマ」を探すと良いでしょう。
赤茶色のふんと一緒に発見できる
トコジラミの卵は小さいので少々見つけづらいかもしれません。何かほかに目印となるものはないのでしょうか。 トコジラミの卵の周辺には、赤茶色のふんが一緒にあることが多いです。卵だけではなく、赤茶色の粒やシミのようなものを探すと見つけやすいですよ。
1匹のトコジラミは数千個の卵を産む
トコジラミやその卵を見つけたら、一刻も早く駆除しましょう。 トコジラミのメスは1年間で200回から500回ほどの産卵をし、1回で5~6個の卵を産みます。つまり、1匹のメスから数千匹の子どもを産むことになるのです。見つけたら放置せず、しっかり駆除することをオススメします。
見つけたら強い掃除機で吸う
トコジラミの卵を駆除するにはどうしたらいいのでしょうか。 一般家庭でもやりやすい方法としては、卵を掃除機で吸い込み除去する手段があります。 この時に重要なのは、かなり強い力で吸引すること。トコジラミが棲息しやすいのは、毛布やふとん、畳やカーペットなどの繊維が絡みやすい場所です。そのため除去しにくい場合があります。卵を吸い込めたか、掃除機をかけた後にはしっかり確認しましょう。
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