家の軒下や屋根裏、床下などに蜂の巣ができてしまい、どう対応すれば良いか悩んでいませんか?
ここでは蜂の巣を安全に退治する方法と、信頼できる業者選びのコツを解説します。
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蜂の巣を退治する方法
駆除の際は必ず厚手の防護服で完全防備し、刺されないよう注意しましょう。
蜂の活動が落ち着く日没後に、市販の蜂駆除スプレーを一定時間しっかり噴射してください。
ただし、キイロスズメバチやオオスズメバチなど凶暴な種類や、大きな巣、屋根裏や床下など手の届きにくい場所は、非常に危険です。無理せず専門業者にご相談ください。
注意したい駆除業者の特徴
業者選びでは、以下の点にご注意ください。
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「全国対応」などと記載し、実際は自社で作業せず集客だけ行い、下請けの駆除業者に丸投げするケースがあります。この場合、仲介手数料が駆除料金に上乗せされ、費用が高額になることがあります。
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下請けの駆除業者が集客型の仲介者に払う手数料の平均は50~60%です。たとえばアシナガバチ駆除で業者の手取りが2万円の場合、仲介業者に1万~1万2,000円の手数料が発生し、最終的にお客様の負担は3万円以上になることも珍しくありません。
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異様に安い金額を打ち出す業者にも注意しましょう。「1,000円から」といった格安価格を掲載している場合、これは冷静に考えるとホームセンターで蜂駆除スプレーを買うのと同じ程度の金額です。実際には人件費や防護服代などを賄えず、後から高額な追加費用を請求される恐れがあります。
【具体例】仲介業者を介した際のアシナガバチ駆除の料金構造
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駆除業者(実際に駆除を行う業者)の手取り:2万円
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集客型の仲介業者への手数料(50~60%):1万円~1万2,000円
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顧客が負担する駆除費用:3万円~3万2,000円程度になることが多い
このように、集客型の仲介業者を経由すると、実際の作業費用に比べてお客様の負担が大きくなる場合があります。
よくある質問
Q. 本当に1,000円で蜂の巣駆除ができますか?
A. 1,000円はスプレー代程度で、実際の作業費用にはなりません。後から追加費用を請求される場合が多いので注意が必要です。
Q. 仲介業者を使うと費用はどれくらい増えますか?
A. 手数料として50~60%が上乗せされるため、実際の作業費用の1.5~2倍になることもあります。
Q. 安心して依頼できる業者の見分け方は?
A. 会社の所在地や実績、料金体系が明確かどうか、見積もりや説明が丁寧かを確認しましょう。
まとめ
蜂の巣の駆除は、種類や場所によって危険度が異なります。無理な自己対応は避け、信頼できる専門業者に相談しましょう。仲介手数料や極端に安い料金設定のリスクにも注意し、納得できるサービスを選ぶことが大切です。