- 屋根裏の蜂の巣駆除は難易度が高い理由
- 屋根裏の蜂の巣の駆除方法・対処方法
- 屋根裏に蜂の巣を作らせない対策方法
屋根裏の蜂の巣を駆除するのは、非常に難易度が高いです。
では、屋根裏はなぜ特別に駆除が難しいのでしょうか。
また、屋根裏の蜂の巣を駆除するにはどうしたら良いのでしょうか。
このページでは、屋根裏の蜂の巣の駆除が難しい理由と、屋根裏の蜂の巣を駆除する方法をご紹介していきます。
目次
屋根裏に蜂の巣を見つけたら【自分で対応は危険】
屋根裏の蜂の巣の駆除は、素人にはもちろんプロにとっても難しい作業になります。
屋根裏は自宅の内部と繋がっており、蜂が部屋に入ってくる可能性がありますので、存在に気づいたらすぐにプロに依頼しましょう。
蜂の巣が小さくスズメバチのものでない場合は自力で駆除することも不可能ではありませんが、後述するように屋根裏での駆除作業は危険が伴うため自力でなんとかしようとしない方がいいでしょう。
屋根裏の蜂の巣駆除は難易度が高い理由
屋根裏にある蜂の巣駆除が難しい理由は主に以下の3点です。
- 蜂の中でもスズメバチである可能性があるから
- 屋外と異なり巣の状態を確認しづらいから
- 屋根裏の構造上の問題で、作業に危険を伴うことがあるから
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
理由①:蜂の中でもスズメバチである可能性があるから
蜂にもさまざまな種類が存在しますが、屋根裏に巣をつくる特性があるのはスズメバチかミツバチです。
もしスズメバチであった場合、スズメバチは毒性や攻撃性が非常に強いため、駆除を慎重に行う必要があります。
スズメバチの性質的に、領域意識が強いことから巣の近くに人が近づくだけで攻撃を開始することがあります。また、一度に多数の蜂が攻撃に参加して何度も刺してくるため、刺された場合の被害が大きくなりがちです。
スズメバチの巣とミツバチの巣は見た目が大きく異なるため、特徴を掴んでいれば目視で違いがわかります。
<スズメバチとミツバチの巣の特徴>
- スズメバチの巣の特徴:
- 薄灰色から茶色がかった色でマーブル模様が特徴。初期はとっくり型で、夏にかけて大きく球体化していく
- ミツバチの巣の特徴:
- 板のように平らな形状をしており、横幅は1m以上になることもある
理由②:屋外と異なり巣の状態を確認しづらいから
屋根裏は閉鎖的で暗いため、巣の状態を正確に確認するのが困難な場合も多々あります。
蜂の巣がミツバチの巣なのかスズメバチの巣なのかを確認しようとしても、暗くてなかなか判別がつかないといったこともありますし、大きさや状態がわからないと駆除に必要な準備が完璧にできないといったことも考えられます
理由③:屋根裏の構造上の問題で、作業に危険を伴うことがあるから
屋根裏が狭く閉ざされた空間であることで危険が生まれる要素が2つあります。
一つ目は、「駆除剤を吸い込んでしまうリスク」です。
蜂の巣を駆除する際は、駆除剤を蜂の巣に吹きかけて作業していくことになるのですが、屋根裏は屋外と異なり駆除剤が充満しやすいので、作業中に吸い込んでしまうリスクがあります。
そのため、屋外に比べ駆除の際に危険度が高まるのです。
二つ目は、「蜂の攻撃から逃げられないリスク」です。
屋根裏は狭く閉ざされた空間であるため、大量の蜂から攻撃を受けた場合に逃げることができないというリスクがあります。
ここまでご説明した3つの理由から、屋根裏の蜂の巣駆除は難易度が高いとされています。
屋根裏の蜂の巣を駆除する方法
屋根裏の蜂の巣を駆除する際は以下の手順を行っていきます。
屋根裏の蜂の巣を駆除する方法
- 事前準備…防護服や駆除剤、懐中電灯、高所作業用の脚立等を準備
- 駆除剤を噴射…日没後の時間帯が理想。スプレーの飛距離が長いものだと尚よし
- 蜂の巣を切り落とす…落下した巣をキャッチするための網も用意する
- 死んだ蜂の処理…死んでも毒針が残存するので素手では触らない
屋根裏にある蜂の巣を駆除する際の注意事項としては暗い環境でも的確に作業ができるよう、懐中電灯などを用意することです。
ただし、蜂はライトに引き寄せられる性質があるため、赤色のフィルムを懐中電灯に装着するようにしましょう。そうすることで蜂が寄ってこず作業が円滑に進みます。
もし蜂の巣がミツバチの物である場合は、蜂の巣周辺に張り付いた蜜を掃除する必要もあります。蜂蜜を掃除せずにそのままにしておくと木材の劣化や菌の繁殖に繋がることが理由です。
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屋根裏の蜂の巣駆除に関するよくある質問
Q:屋根裏に蜂の巣ができやすいのはなぜですか?
A:蜂が屋根裏を巣作りの場所に選定する理由は複数ありますが、①蜂にとって安全な環境であること②巣作りのための材料が豊富にあることの2点が挙げられます。
一点目については、蜂は巣を作る場所を選ぶ際、捕食者や天候から守られる安全な場所を好みます。屋根裏は人の出入りが少なく、鳥や他の天敵からも隠れやすいため、安全な隠れ場所として理想的です。二点目については、巣作りをする際には木材などをもとに行っていくためそうした材料が屋根裏そのものに備わっているから蜂にとって都合が良いのです。
Q:屋根裏に蜂の巣を作らせないための対策は何かありますか?
A:木酢液を使用する、予防用のスプレーを使用する、通気口等の侵入経路を防ぐ、屋根裏を定期的に清掃するといった対策が予防に有効です。侵入経路を完全に塞げれば理想ですが侵入する可能性をゼロにするのは簡単ではないため、蜂が嫌がるような木酢液などを設置したり、逆に蜂が好む環境を是正するために定期的に掃除してあげるといった対策をしましょう。また、初期の段階で蜂の巣を見つけられれば駆除の難易度も下がるため、たまに屋根裏を見回ることも効果的です。
まとめ|屋根裏の蜂の巣駆除はプロに任せるのが無難
このページでは屋根裏にできた蜂の巣駆除の方法や屋根裏の蜂の巣駆除が難しいとされている理由などについて解説してきました。
屋根裏の蜂の巣駆除は通常の蜂の巣駆除よりもリスクを伴うため、自力でなんとかしようとせず、専門業者への依頼を検討しましょう。
トータルクリーンではお見積りや相談を無料で承っておりますので、関西エリアで蜂の巣駆除をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。