建物の中や庭などにイタチが現れると、騒音や悪臭などの被害が出てしまいます。そのため、家や事務所の敷地内でイタチを見つけたら、早めに退治することが大切です。
ただし、イタチを退治する際には「やってはいけない駆除方法」もあるためご注意ください。本ページでは、イタチ退治の効果的な方法や注意点を解説します。
目次
要注意!イタチ退治でやってはいけない方法は?
イタチの退治法の中には、法律で禁止されているやり方があります。イタチは鳥獣保護法という法律によって守られているため、以下の行為は禁止です。
【イタチ退治の禁止事項】
・行政の許可なく捕獲すること(捕獲はオスのみ可能、メスのイタチは捕獲禁止)
・駆除のために殺傷すること
禁止事項に指定されている方法でイタチを駆除してしまった場合、法律違反となります。鳥獣保護法の罰則は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。捕獲器を使用したり、罠や毒餌でイタチを殺傷したりしないようにご注意ください。
イタチ退治の基本的な方法は「追い出す」&「再侵入を防ぐ」
自分でできるイタチ退治の方法は、まずイタチを敷地内から追い出すことです。イタチが嫌いな臭いや音、光、煙などを発する道具を使ってイタチを追い出しましょう。イタチを退治する道具には、以下のようなものがあります。
【イタチを追い出すための道具】
・忌避剤(固形タイプの薬剤や木酢液、クレゾール石鹸水など)
・超音波装置
・LED照明や懐中電灯
・バルサンや蚊取り線香(室内の場合)
そして、敷地内から追い出した後は、侵入経路を特定してふさいでください。害獣防除のためのネットや金網、柵などを使って再侵入を防ぎましょう。
イタチを退治するなら駆除業者への依頼がおすすめ
イタチは賢い動物のため、一度退治しても再び戻ってきてしまう場合があります。そのため、イタチを完全に退治するためには、専門技術を持つ駆除業者への依頼がおすすめです。
イタチによる被害は騒音や器物の破壊だけではなく、悪臭や病原菌・ダニ・ノミの発生なども含まれます。被害の範囲が広がってしまわないためにも、早めに対処してください。
まとめ イタチ退治は正しいやり方で実行しましょう
イタチを退治する基本的な方法は、忌避剤などを使って追い出した後、侵入経路をふさぐことです。捕獲や殺傷は法律違反になってしまうため、イタチを退治する際は注意しましょう。
なお、イタチを迅速かつ確実に退治したい場合は、専門の駆除業者への依頼をおすすめします。本ページの情報を参考に、ぜひイタチによる被害を解決していただければ幸いです。
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