「ネズミ駆除の費用を業者で調べたら金額に差があって、結局いくらかかるのか分からない…」
この記事を読んでいる方は、自宅にネズミがいる可能性に気づき始めていて、駆除を業者に頼みたいけれど費用が読めずに不安を抱えている方も多いと思います。
実際、ネズミ駆除の費用は被害レベルや作業内容で大きく変わります。
この記事では、トータルクリーンにてネズミ駆除を多く経験してきた作業スタッフの山脇が、現場での経験をもとにネズミ駆除の費用相場と、悪徳業者に騙されないための業者選びのコツを解説していきます。
当社のYouTubeチャンネルでも本記事の内容を解説していますので、合わせて参考にしてください。
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Table of Contents
ネズミ駆除費用の結論|一軒家の平均は10万円ほど
最初に、結論からお伝えすると、一軒家のネズミ駆除にかかる費用の平均は、おおよそ10万円ほどです。ただしこれはあくまで平均で、実際には5万円以内で収まるケースもあれば、20万円以上かかるケースもあります。
結論|平均10万円・5万円〜20万円超まで幅がある
繰り返しになりますが、ネズミ駆除の費用は作業内容によって大きく変わります。家の構造が複雑だったり、被害が長期間放置されていたケースでは、50万円を超えることもあります。
後ほどお伝えする業者選びの5つのコツを押さえれば、適正な費用で信頼できる業者に依頼することができます。
「安いイコールお得」とは限らない理由
ここで1つ大事なことをお伝えしておくと、ネズミ駆除では、「安い=お得」とは限らないということです。
例えば、5万円で今いるネズミだけを駆除してもらっても、侵入口を完全に塞げずにいると、数ヶ月後にまた別のネズミが入ってくる可能性があります。

当社でも被害状況をみて侵入口を塞ぐ必要があると判断した場合は駆除だけではなく侵入口を塞ぐ根本対策を行うこともあります。
屋根の隙間や配管周辺、エアコン穴、床下空間、換気扇など1円玉ほどのサイズでもあらゆる隙間から侵入してくるため、そういった部分への対策を行うことがあり、実際の当社の事例でも隙間を塞ぐ対応は慎重に行っています。

当社のネズミ駆除の事例:京都市南区・室内に出現したネズミ駆除・侵入口封鎖工事の事例
結果、思っていたよりも高額な費用を払い続けることになってしまうんですね。
逆に、最初に15万円〜20万円かけて駆除と一緒に侵入口の封鎖まで依頼した方が、長い目で見ればお得な場合もあります。
被害レベル別|ネズミ駆除費用の相場一覧
被害レベルによって、ネズミ駆除の費用は大きく変わります。自分の家がどの段階にあるかを把握することが、業者の見積もりを比較するうえでの前提になります。ここからは、被害レベル別の費用相場を1つずつ解説していきます。
レベル1:1万円〜5万円|調査・死骸の処理段階
ネズミがいるかどうかの調査や、一部の場所や死骸の処理などの作業であれば、1万円〜5万円ぐらいが目安です。ネズミの気配はあるけれど、まだ数が少なく、被害も小さい段階ですね。 このレベルに当てはまる状態の例は以下のとおりです。
- 天井裏でたまにカサカサ音がする
- キッチンに食害の形跡が少しだけある
- 姿は見ていないが気配を感じる

この段階で対策を始められれば、比較的安く済みます。
レベル2:5万円〜15万円|駆除・清掃・消毒まで実施
実際にネズミの駆除作業を行って、清掃や消毒までやる場合は5万円〜15万円くらいの範囲が目安です。天井裏や壁の中にネズミが住みついていて、糞尿の被害が出ている状態が該当します。 このレベルに当てはまる状態の例は以下のとおりです。
- 毎日のように物音がする
- 天井や壁にシミ・異臭がある
- フンを複数箇所で見つけている
- 家族やペットが原因不明の体調不良を起こした
清掃や消毒は衛生面の観点でも欠かせない作業です。糞尿を放置すると、ダニやノミの発生源にもなりますので、駆除と同時に進めるのが望ましいです。
レベル3:15万円〜30万円|家中の駆除+侵入口封鎖まで
家中のネズミを駆除して侵入口をすべて封鎖した場合は、15万円〜30万円以上かかることもあります。再侵入を防ぐ本格的な施工までセットで行うレベルです。
このレベルに該当しやすい住宅の特徴は以下のとおりです。
- 築年数の古い木造住宅(築30年以上)
- 坪数が広く部屋数の多い家
- 複数階にわたって被害が広がっている家
- 過去にも一度ネズミ駆除をしたが再発した家
- 複数の侵入口があるケース

侵入口の数が多い家ほど封鎖作業に手間がかかるため、費用も上がる傾向があります。
レベル4:50万円超の極端なケース(過度な心配は不要)
家の構造が非常に複雑だったり、被害が長期間放置されていたケースでは、50万円を超えることもあります。

ただし、これは極端なケースですので、過度に心配しないでください。 ネズミの被害は早めに気づいて対処すれば、ここまで膨らむことはまずありません。「天井裏で音がする」と気づいた時点で動き出すのが、結果的に費用を抑える1番の近道です。
ネズミ駆除費用に差が生まれる4つの要因
同じネズミ駆除でも業者ごとに費用が違うのは、家ごとに4つの要因が異なるからです。ここからは、費用を左右する4つの要因を順番に解説します。
要因1|被害の範囲(最大の費用変動要因)

費用に1番大きく影響するのが、被害の範囲です。
天井裏だけにネズミがいる場合と、天井裏・壁の中・床下・キッチンと家中に広がっている場合では、作業の手間が全く違います。
私たちプロの経験では、「天井裏で音がするだけ」とおっしゃるお客様でも、実際に調査してみたら壁の中や床下にも広がっていたというケースは珍しくありません。被害範囲が広いほど、当然費用はかかります。
要因2|家の構造と広さ(古い木造住宅は高くなりやすい)
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家の構造と広さも、費用を左右する大きな要因です。坪数が多い広い家や、隙間の多い古い木造住宅は、作業範囲が広くなるため費用が高くなる傾向があります。
特に、築30年以上の木造住宅は経年劣化で隙間が増えていて、ネズミの侵入口が多くなっているケースが非常に多いんです。
一方、比較的新しい鉄筋コンクリート造の住宅は隙間が少ないため、侵入口の封鎖箇所も少なくて済み、費用を抑えられることがあります。
要因3|侵入口の数(500円玉サイズの隙間でも侵入される)

ネズミ駆除でもっとも大事なのが、駆除に合わせて侵入口を塞ぐことです。
なぜなら、ネズミは500円玉ぐらいの隙間があれば侵入できてしまうからです。
さらにハツカネズミなどの小さい種類や、子供のネズミだと、1円玉ぐらいの隙間でも侵入が可能です。
一軒家の場合、侵入口が5箇所のお家もあれば、20箇所以上あるお家もあります。この侵入口の数が多ければ多いほど、封鎖作業に手間がかかり費用も上がっていきます。
要因4|侵入防止施工の有無(再発を防ぐ最大の分岐)
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「今いるネズミだけを駆除してほしい」場合と、「ネズミが入ってこないように侵入口の封鎖もしてほしい」場合では、費用が大きく変わります。
侵入口を塞がずに今いるネズミだけを駆除しても、また別のネズミが入ってくる可能性があります。見積もりをとって価格の妥当性を判断する際には、このような観点を持つと妥当性を正しく判断できるようになります。
ネズミ駆除業者の高額請求トラブルが急増中|国民生活センターも警告
ここからが今回の記事で1番お伝えしたい内容です。残念ながら、ネズミを含む害虫・害獣駆除業界では、悪徳業者によるトラブルが急増しています。
これは私たち業者の個人的な意見ではなく、国の機関である消費者庁や国民生活センターが正式に注意喚起を出している深刻な問題なんです。
害虫・害獣駆除サービスの相談件数は1.5倍に急増
国民生活センターの発表によると、害虫・害獣駆除サービスに関する相談件数は、2023年度は前年度比で約1.5倍に増加しています。

さらに2025年にも再度注意喚起が出されているほど、トラブルは増え続けているのが実情です。
出典:国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意−若い年代でトラブル急増中!」
実際に起きた高額請求の被害事例3つ
実際にどんな被害が起きているのか、公表されている事例を3つご紹介します。
事例1|ネット広告は500円〜、実際は20万円請求
若年女性が賃貸アパートで害虫を見つけ、スマートフォンで駆除業者を検索。「約500円〜」と表示されていた業者に電話したところ、作業員が来て「室内全体の薬剤処理が必要です」と言われ、結局約20万円を請求された事例です(国民生活センター2025年公表)。
事例2|見積書も契約書もなし、50万円を請求
高齢男性がネズミの苦情を業者に依頼。ところが見積書も契約書も渡されないまま作業が始まり、「調べたらこんなに被害が広がっていた」と次々に追加作業が行われ、最終的に50万円を請求された事例です。高齢者を狙い打ちにしている悪質なケースです。
事例3|消費者庁が業者名を公表・業務停止命令
2024年9月、消費者庁は害虫駆除業者の名称を公表して注意喚起を行いました。東京都の業者が「追加料金一切なし・税込550円」と宣伝しながら、実際には10数万円台の高額請求を繰り返していたことが発覚し、特定商取引法に基づいて12ヶ月の業務停止命令が出されました。
出典:消費者庁「執行状況 2024年度(特定商取引法に基づく行政処分について)」
決して他人事ではなく、最近は若い世代から高齢者まで幅広い年代でトラブルが増えています。「スマホで駆除安いと検索して、上位に出てきた格安業者に飛びついてしまう」というパターンが特に多いので、これから業者を探す方は十分に注意してください。
悪徳業者の5つの危険サイン|1つでも該当したら要注意
ここからは、悪徳業者を見分けるための共通の危険サインを5つお伝えします。以下のサインに1つでも当てはまる業者は、契約を一旦止めて冷静に判断してください。
サイン1|ネット広告が「1000円〜」など極端に安い
国民生活センターも特に注意喚起しているのがこれです。「最低料金1,000円から〜」のような料金で害虫・害獣駆除が依頼できることは、まずありません。
こういった極端に安い広告は、客寄せのための「餌」だと思ってください。実際の作業では調査費・駆除作業費・薬剤費・封鎖費などが必要ですから、どんなに安くても数万円かかるのが普通です。
サイン2|電話で費用を聞いても目安すら答えない
技術のある良心的な業者であれば、電話で状況を聞くだけである程度の料金の目安を教えてくれます。「現場を見ないと一切分かりません」の一点張りで目安すら教えてくれない業者は要注意です。
現場に来てから高額な見積もりを出して、その場で契約を迫る手口の可能性があります。
サイン3|見積書の打ち分けが「一式」だけ
見積書に「ネズミ駆除一式 ◯◯円」としか書いてない業者は危険です。何にいくらかかるのかが分からないので、後から「これは別料金です」と追加請求される原因になります。
信頼できる業者であれば、以下のように作業ごとに打ち分けを明示してくれます。
- 調査費
- 駆除作業費
- 清掃・消毒費
- 薬剤費
追加料金が発生する可能性があるかどうかも、必ず見積もりの段階で確認してください。
サイン4|「今すぐ契約しないと危険」と契約を急かす
以下のような営業トークで考える時間を与えずに契約を迫る業者は、かなり怪しいです。
「今日明日中に決めないと被害がもっと広がります」
「今契約すれば3割引きにします」
ネズミの被害は確かに深刻なものもありますが、今日明日で家が倒壊することはまずありません。国民生活センターも「緊急に駆除することが本当に必要か、一旦冷静になって考えること」とアドバイスしています。
冷静に考える時間を設けてくれない業者は避けましょう。
サイン5|保証・アフターフォローがない
一般的には、侵入口封鎖をした箇所には保証がある業者がほとんどです。駆除したら終わりでアフターフォローもない業者は、駆除の質にも疑問が残ります。
ネズミ駆除は1回の施工で完了しないケースもあるため、フォロー体制がない業者は避けた方が無難です。
信頼できるネズミ業者選び|5つのチェックポイント
ここからは、悪徳業者に騙されないための業者選びの5つのチェックポイントをお伝えします。依頼前にこの5つを押さえておけば、トラブルに巻き込まれるリスクは大幅に下がります。
チェック1|2社以上で相見積もりを取る(最重要)
これが1番大事なポイントです。1社だけの見積もりでは、その金額が適正なのかを判断できません。最低でも2社から見積もりを取って比較してください。
相見積もりを取ることで費用の相場感が分かりますし、業者の対応の違いも見えてきます。ここで大事なのは、「相見積もりを取ります」と業者にあらかじめ伝えることです。 悪徳業者は比較されることを嫌がるので、「今決めてもらわないと」とせかしてくる場合は、その時点で見極めがつきます。
チェック2|見積書の打ち分けが明確かを確認
先ほどもお伝えしましたが、一式ではなく作業項目ごとに金額が書かれているかどうかは、非常に重要なポイントです。さらに追加料金が発生する可能性があるかを、必ず事前に確認してください。
信頼できる業者は、こうした質問にもきちんと答えてくれます。「聞いても明確に答えない」業者は要注意です。
チェック3|業界協会への加盟・国家資格の有無
公益社団法人 日本ペストコントロール協会に加盟している業者は、一定の技術基準を満たしていると考えられます。加入にあたって身元を明らかにしなければならないので、それだけでも信頼性の判断材料になります。
また、防除作業監督者などの国家資格を持っているスタッフがいるかどうかも、業者の技術力を判断する材料になります。なお当社は日本ペストコントロール協会の正会員に属しており、防除作業監督者資格などの国家資格を持つスタッフが対応しております。
出典:公益社団法人 日本ペストコントロール協会
チェック4|再発保証の内容・期間を確認
再発保証については、以下の2点を必ず確認してください。
- 保証期間はどれくらいか
- 保証期間中に再発した場合、無料で対応してもらえるのか
一般的には、施工した箇所の不具合については保証されますが、中には有償でのケースもありますので、保証内容については事前に確認するようにしてください。
チェック5|口コミ・施工実績を確認
Googleの口コミや業者のホームページで、施工実績を確認しましょう。実績の数が多い業者は、それだけ経験とノウハウがあるという証拠です。
また、ホームページに実際の施工事例やビフォーアフターが掲載されている業者は、自分たちの仕事に自信を持っている証拠とも言えます。当社でも、ネズミ駆除と侵入口封鎖の施工事例を多数公開しています。
駆除事例:大阪府大東市・個人宅のネズミ駆除・侵入口封鎖工事の事例
万が一トラブルに巻き込まれた時の対処法
もし高額請求や強引な契約で困った時のために、駆け込み先を知っておくと安心して依頼できます。万が一の対処法を2つお伝えします。
訪問販売なら8日以内のクーリングオフが可能
訪問販売で結んだ契約は、特定商取引法に基づき、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリングオフ(無条件解約)が可能です。
「言われるがままに契約してしまった」という場合でも、期間内であれば取り消せます。 詳しい手続きの方法は、消費者庁の特定商取引法ガイドで確認できます。
出典:消費者庁「特定商取引法ガイド」
消費者ホットライン188に相談する
不安な契約をしてしまった場合や、業者とのトラブルで困った時は、消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談してください。最寄りの消費生活センター・消費生活相談窓口を案内してもらえます。
ネズミ駆除の費用に関するよくある質問
Q. 保健所は無料でネズミ駆除をしてくれる?
保健所は相談には乗ってもらえますが、原則として個人宅のネズミ駆除そのものは実施していません。一部の自治体では捕獲器や薬剤の貸し出しを行っていますが、根本的な駆除と侵入口の封鎖は専門業者の領域です。
Q. ネズミ駆除に補助金は使える?
一般家庭のネズミ駆除に使える全国共通の補助金は、基本的にありません。一部の自治体で小規模な助成制度がある場合もありますので、お住まいの自治体ホームページで「ネズミ駆除 助成」「衛生害虫 助成」などのキーワードで確認してみるのが確実です。
Q. アパート・マンションのネズミ駆除費用は誰が負担する?
共用部の被害は管理組合や大家の負担が原則、専有部は入居者負担が原則です。ただしネズミの侵入経路が共用部からの場合は、大家側に相談する余地がありますので、まずは管理会社・大家に状況を伝えてみてください。
まとめ|被害レベルと業者選びを押さえれば適正費用で依頼できる
ここまで解説してきたように、ネズミ駆除の料金には幅がありますが、被害状況に応じて適正な料金を提示してくれる業者と出会えれば問題ありません。
私たちトータルクリーンは、業歴50年以上・累計12万件以上の豊富な経験と、防除作業監督者資格やペストコントロール1級技術者といった公的な資格を持つ専門家が対応いたします。
適正料金でネズミ駆除をしたいという方は一度トータルクリーンまでお問い合わせください。強引な営業はしませんし、お見積もり後の追加料金は一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。






























