今回解説するのは「ネズミの侵入経路」についてです。家や店舗の外から入って来るのは間違いないものの、その入口となるとさまざまな場所があり、そこを塞がないままではせっかく駆除してもいずれまた住み着かれてしまう危険があります。どこから入ってくるかを知って適切な予防を行いましょう。
目次
ネズミの侵入経路1:排水口やエアコンの導入口など
一般のご家庭でも店舗や施設でも、おおよそ◯◯口と名前の付く場所はネズミの侵入経路になる可能性があります。キッチンやトイレの排水口やエアコンの導入口などはその代表的な例です。これらは壁や床を通して屋外とつながっているため、ネズミの侵入経路として利用されやすいという特徴があります。
シロアリやゴキブリよりも大きいネズミがこういった場所から侵入するのは意外かもしれませんが、なにかの理由で配管と壁との間に隙間ができてしまったときなどには経路となることがあります。他に、壁に穴を開けてファンを垂直に取り付ける換気扇も、停止した状態でフードを開けたままにしておくと入り込まれる危険があります。
ネズミの侵入経路2:玄関や窓
ネズミの侵入経路として案外多いのが玄関や窓です。おばあちゃんやおじいちゃんから「窓を開けるときも網戸は閉めておくように」と言われた経験のある方もいるのではないでしょうか。これはネズミをはじめとした害獣・害虫を室内に入れないための昔ながらの対策です。
1度でも侵入されるとそこが経路として覚えられ、やがて巣を作られてしまうかもしれません。網戸を閉めておくのはもちろんですが、食べ物を出しっぱなしにしない、食材の切れ端はすぐに捨てるなどして、万が一入り込まれてもネズミのエサ場として認識されないようにする工夫も大切です。
ネズミの侵入経路3:ちょっとした隙間
トータルクリーンでもたびたび紹介している定番の害獣・害虫の侵入経路と言えば、外壁のヒビなどのちょっとした隙間です。建物の基礎部分が大きく割れていたりすると、そこがネズミの侵入経路になる場合があります。
その他に隙間ができやすい場所としては、軒天(屋根が外壁から外側の部分)や戸袋(内張りがない場合)などがあります。こういった場所は気が付きにくいので、気になる場合は駆除業者に確認してもらうのが確実です。
まとめ
今回はネズミの主な侵入経路として「排水口などの外部とつながっている箇所」「玄関や窓」「壁などの隙間」を解説しました。この機会に入り込まれそうな場所があるかどうか、駆除業者に調査を依頼するのも良いのではないでしょうか。
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