「シロアリを徹底的に駆除したい」
「シロアリ駆除の方法がわからない」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、シロアリ駆除の方法を害虫駆除のプロがご紹介します。また、シロアリの種類についてもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
目次
シロアリ駆除の方法を紹介!
まずは、薬剤施工(バリア工法)です。薬剤施工は、液剤のシロアリ駆除薬を吹き付けたり塗布したりして駆除する方法です。シロアリが侵入するポイントに薬剤層を作り、侵入を阻止する役割もあります。薬剤には土壌に撒く土壌処理剤と木部に撒く木部処理剤の2種類があり、近年の薬剤は安全性も考慮されています。
次にベイト工法です。ベイト工法は、バリア工法に比べて新しい駆除方法です。 従来のように床下に液剤を散布するのではなく、ベイト剤(シロアリに毒となる餌)を使用して駆除する方法です。ベイト剤に入っている成分はシロアリにゆっくりと作用し、毒餌を持ち帰ったシロアリの巣ごとその効果は伝わります。 ベイト工法は、作用までに時間がかかるため、駆除の完了までに1~3カ月ほどの期間を要します。
日本で問題となる主なシロアリの種類をご紹介!
日本で家屋に被害を与えるシロアリの中で被害事例が多く問題になることが多いシロアリは、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの3種類です。 ここからはこれらのシロアリについて詳しくご紹介します。
まずは、ヤマトシロアリです。 公園や林道などでも見られる最も一般的なシロアリで、全国的に生息します。 ヤマトシロアリによる家屋被害はそこまで甚大ではありません。 しかし、臆病で逃げやすく分散しやすい性格であり、分散した数匹からでも巣を再形成できることから防除業者を悩ませます。
次に、イエシロアリです。 シロアリの中でも最も被害が大きい種類で、建造物や生立木への影響は甚大です。 イエシロアリの場合、一つの巣が大きく、生息する個体数は100万頭以上と考えられています。 さらに性格は凶暴で、人間にも積極的に噛み付いてきます。 そのままにしておくと甚大な被害に繋がり、家屋の倒壊の恐れもあります。
最後に、アメリカカンザイシロアリです。 その名の通り北米から来たシロアリで、関西にも生息しています。 アメリカカンザイシロアリは他のシロアリと異なり、一生を柱など乾材の中で過ごします。 乾材の至るところに巣を形成できること、材中に生息するため発見が困難であることなどから駆除が難しいシロアリです。
まとめ
今回は、シロアリ駆除の方法と日本で問題となっているシロアリの種類についてご紹介しました。 シロアリの姿を発見されたなど、ご相談がございましたら当社までお気軽にお問い合わせください。
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