最近海外からの流入により、日本でも南京虫による被害が拡大してきています。
南京虫は、吸血性の害虫であり、家具や畳などの隙間や、ベッドなどの寝具の中に潜伏しています。
寝ている間に人間の体に近寄り、血を吸います。
南京虫に血を吸われると、非常に強い痒みに悩まされるため、できる限り早く駆除をする必要があるのです。
南京虫は自分でも駆除するのは不可能ではないでしょうが、確実に駆除ができる業者への依頼がおすすめです。
しかし、業者に依頼するのであれば納得のいく施工をしてもらいたいですよね。
そのためにはまず、どのような流れで南京虫の駆除が行われるのかを把握しておく必要があります。
そこで今回は、業者に依頼した場合の駆除の流れについてご紹介します。
目次
業者に依頼した場合の南京虫駆除の流れ
*被害状況の確認
まずは、南京虫による被害状況の確認をします。
部屋の中のどの部分に南京虫が発生しているのか、家具や柱の隙間部分などに糞が付着していないかなどを調査し、南京虫が生息していると考えられる場所を見つけ出します。
*駆除作業の準備
確認が終われば、実際の駆除作業のための準備に入っていきます。
駆除作業では、南京虫用の殺虫剤を使用します。
南京虫は隙間部分に多く生息すると言われているため、不要になった雑貨・本・家具などを処分し、駆除作業を行っていくための準備を整えます。
*南京虫駆除作業
準備が整ったら部屋の中の柱と壁の取り合い部分・スイッチカバー・家具のジョイント・床と壁の取り合い部分・コンセントなどの隙間部分に南京虫専用殺虫剤をスプレー注入していきます。
この南京虫専用殺虫剤は即効性ですが、同時に残効性の効果もあり、直接南京虫に薬剤がかからなくても後々まで有効に作用します。
また南京虫が発生するのを防ぐことができるようになるのです。
南京虫が棲息している隙間部分への薬剤の注入が終ると部屋を締切り、ULV機という専門機械で空間に超微粒子のガス状の薬剤を封入します。
このように2種類のやり方を用いることで徹底的な駆除を行っていきます。
*2回の駆除作業
1回目の駆除作業が終わっても、これで終わりではありません。
卵の状態での南京虫は殺虫剤に対する抵抗性が強い上、繁殖性が高いため、少しでも残っているとすぐに増殖してしまうためです。
2回目の駆除作業も1回目の南京虫駆除と全く同じ作業を行います。再度南京虫駆除作業を行い、限りなくゼロに近い状態になるまで駆除していくのです。
最後に
今回は、業者に依頼した場合の南京虫駆除の流れについてご紹介しました。
駆除の流れについては大まかに把握できたでしょうか。
南京虫の駆除は、業者に依頼することでその確実性がかなり高まります。
これまで自分で駆除をしていたがあまり改善されなかったという方も多いでしょう。
安心の暮らしを手に入れるためにもぜひ、この機会に業者へ依頼してみてはいかがでしょうか?
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