「最近体がかゆくて我慢できない。」
「南京虫が原因の症状なのではないか。」
この記事にたどり着いた方は辛いかゆみに悩まされており、南京虫の仕業ではないかと疑っているところだと思います。
今回は南京虫についての基礎知識と、どういうところに生息するのかをお教えします。
南京虫、別名トコジラミについて詳しくなることで、駆除の仕方や予防、対策を考えていきましょう。
目次
南京虫とは?
別名トコジラミと言われていますが、シラミ目とは異なるカメムシ目に属しています。
体長は5~8ミリ、茶褐色で空腹状態では平たい形をしています。
卵・幼虫は白くて粘着性があります。
幼虫・成虫のどちらも吸血します。
夜寝ている間に人や動物の吸血を行い、吸血後は素早く潜伏場所に隠れます。
小さくて隠れ上手な南京虫を、私たちはなかなか気づくことが出来ないのです。
南京虫の生息場所
まず、南京虫をみつけるコツをお伝えします。
南京虫は、体重の3~6倍というたくさんの量の血液を吸います。
そのため吸った水分のほとんどを糞として排出します。
これが、黒い塊となって排出されることで残る黒褐色のシミが生息場所をみつける手がかりになります。
この黒いシミをもとに見つかる南京虫の潜んでいる場所は以下の通りになります。
*カーテンの取り付け部分
高い場所でかつ狭い空間は隠れやすいため南京虫にとって最適です。
*ベッド・マットレスの隅や縫い目の隙間
人が活動をしない夜、そして寝ている間を狙いやすいベッド付近に南京虫が隠れるのです。
普段あまり人の目がいかないベッドフレームとボックスの間にも潜伏することを好みます。
とはいっても、昼に全く吸血を行わないわけではないので要注意です。
*畳・カーペット
南京虫は、吸血活動をする際に平たい状態になるため、畳やカーペットに潜り込みやすくなります。
畳のヘリ・裏面やマットレスの縫い目など普段目が届かない場所は、南京虫にとって格好の繁殖の住処になります。
生息場所は拡大する
南京虫は産卵や物に付着するという手段をもって生息場所を拡大することが出来ます。
ベッドやソファーでくつろいでいるうちに南京虫が衣服に入り込むと噛まれてしまいます。
他のケースでは、カーペットにカバンを置いているうちに産卵されてしまうこともあります。
南京虫はいともたやすく付着・産卵そして生息場所の拡大を行う危険な存在です。
発見した際は掃除機での吸い取りや、熱湯洗濯などの対策をもって駆除しましょう。
自分で対処できないほど大量に発生した場合は、駆除専門の業者にお願いする必要があります。
まとめ
南京虫の特徴と生息場所について理解は深められましたか?
現在、かゆみに悩まされている方は、南京虫がいないか思い当たる場所を確認してみてください。
当社では、南京虫を駆除する商品や、ハウスクリーニングを取り扱っています。
お悩みのお客様、一度ご相談ください!お待ちしております。
いざというときにお役立て頂ける、害虫に関する
知って得する情報【知っ得】の連載をしております。
是非ご覧ください。
毎週月・金曜・随時更新 お楽しみに!