「寝ている間に虫に噛まれて身体中痒い!」
「虫に噛まれたせいで全然眠れなかった!」
というクレームは避けたいですよね。
近年、「トコジラミという虫が大量発生している」という内容のニュースが報道されています。
トコジラミに噛まれると、強い痒みと湿疹ができてしまいます。
せっかく質の高いサービスを提供しても、トコジラミが旅館にいるだけで、台無しになる可能性があります。
トコジラミは繁殖力が強いので、予防が非常に重要になります。
今回は、トコジラミがどんな虫なのか、また予防の方法について解説します。
目次
トコジラミとは
トコジラミは別名を、床虫や南京虫、英語ではBed Bugと呼ばれており、吸血性の寄生昆虫です。
大きさは、幼虫で2〜4mm、成虫で5〜8mmほどの虫です。
体型は、薄い楕円形の形状で、狭い隙間に潜り込むことが可能なので、部屋の至る所に潜伏できます。
夜行性なので、夜になると這い出してきて、吸血活動をします。
寿命は約1年で、その間に約500個の卵を産卵します。
そのため、一度住み着くと爆発的に増えてしまいます。
また、狭い隙間に潜伏するので、発見が難しく、見つけた時には、かなりの数まで増えていることが多いです。
駆除するとなると、業者に頼んだり、家具の入れ替えをしたり、畳の張り替えなど大掛かりになることもあります。
よって、トコジラミが住み着かないように予防することが非常に重要となります。
トコジラミの予防方法
*日常の点検
トコジラミは部屋を清潔に保っていても、外部から持ち込まれて増えることがあります。
また、トコジラミは非常に繁殖力が強い虫です。
そのため、早期発見をすることは被害を最小化するためにも重要です。
畳やベッドの隙間、カーテンなど潜伏しやすい箇所を点検し、トコジラミが発生していないか確認をしてください。
*残効性の殺虫剤を散布する
トコジラミが外部から運ばれてきても、住み着かないように、効き目が縦続する残効性の殺虫剤を散布することは有効です。
市販の薬剤では効果が薄かったり、逆に奥深くへ潜伏したりする原因となり、被害が拡大する可能性があるので、注意してください。
まとめ
今回は、トコジラミがどんな虫か、また予防方法について紹介しました。
旅館など宿泊施設で、トコジラミが現れ、評判が大きく落ちた事例もあるので、予防は重要です。
トコジラミは、こちらがどんなに注意していても、外部から運ばれ一気に増える虫です。
そのため、早期発見や、トコジラミの住み着きを予防する残効性の薬剤の散布が有効です。
トコジラミについて、わからないことや悩みがありましたら、当社へご気軽に相談してください。
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