ノミダニや、トコジラミに刺されたことがない方は、トコジラミの被害を聞いたり見たりしたとき、「刺される」というワードから、「痛いのかな?」と思う方もいるでしょう。
ここでは、トコジラミに刺され、吸血された場合に、どのような症状が出るのか?痛いのか?などについてご紹介していきます。
目次
トコジラミが現れるところは?
トコジラミは家のどのようなところに現れるのでしょうか。
トコジラミは、布団やマットレスの下、タタミの縁・壁の隙間など、あらゆるところに発生しますが、場所の特徴としては、暗い隙間と考えると良いでしょう。
トコジラミは暗い場所を好み、夜行性のため夜活動することが多く、人が寝ている間に皮膚から吸血します。
トコジラミはなぜ吸血するのか?
トコジラミが家にいるだけであれば、「いやだなあ」という程度で済むかもしれませんが、トコジラミは人間やペットを吸血するため、いち早く駆除したいと思うことでしょう。
トコジラミが吸血する理由としては血液が栄養源になっており、トコジラミは吸血することで成長していきます。
幼虫の時期から成長していくまでに全ての過程で吸血し、血が必要となるため、生き物が発する炭酸ガスを辿って接近し、吸血しています。
家にトコジラミがいるか確認する方法
家にトコジラミがいるかどうかを確認する方法としては、以下の方法が考えられます。
- 壁・床の隙間・家財の継ぎ目を観察する
- 家具を移動してみる
- ベッド・マットレスを確認する
- カーテン・畳・カーペットを確認する
- 壁に黒い斑点がないか確認する
このような方法があり、それ以外にはプロの業者を呼んで、徹底的に調べてもらうということも可能です。
トコジラミに刺された時の症状は?
トコジラミに刺されたら、痛いのでしょうか?
トコジラミに刺され、吸血されても痛みは感じません。
吸血されていることすら気づかずに寝てしまっていることがほとんどでしょう。
そのため、自分では気づかないうちに体に赤い斑点のようなものができ、初めてトコジラミに刺されたことに気づくでしょう。
一般的には初めて刺され時は無症状で、猛烈なかゆみなどの症状が発生するのは二回目以降に刺された時のようです。このような症状が出た場合には、病院で診てもらうと良いでしょう。
トコジラミは早急に駆除しよう
トコジラミが現れ、体に赤い斑点のような症状が出た場合には、早めにトコジラミの駆除をしましょう。
トコジラミは繁殖力が強く、一匹の成虫が1年間に400~500個産卵すると言われています。
そのため、プロの業者などに頼んで、トコジラミを根こそぎ駆除してもらうようにするべきでしょう。
まとめ
これまで、トコジラミに刺された時による症状をご紹介してきました。
トコジラミは吸血する生き物で、何か所も吸血しながら移動していき、被害範囲を広げていく生き物です。
赤みやかゆみなどの症状が現れたら、すぐに駆除をするという判断をすることで、被害を最小限にすることが出来るでしょう。