- 軒下に蜂の巣を見つけたらやるべきこと
- 軒下の蜂の巣の駆除方法・対処方法
- 軒下に蜂の巣を作らせない対策方法
軒下の蜂の巣は、高い場所・割と低い場所・雨戸の中など、できる場所や状況が様々です。
軒下のどこにできたかや蜂の巣の種類によって危険度や対処方法が異なってくるため、駆除しようとする前にこの記事で適切な対処方法について情報収集してください。
兵庫・大阪・京都エリアで軒下にできた蜂の巣にお困りなら、トータルクリーンまでお問い合わせください。お見積り費用や相談費用は無料ですのでお気軽にお電話ください。
目次
軒下の蜂の巣を見つけたらやるべきこと
軒下に蜂の巣を見つけた場合、まずやるべきことは以下の3点です。
- 軒下の蜂の巣から離れて刺激しないようにする
- 軒下のどこらへんに蜂の巣があるか確認する(高め・低め・雨戸等)
- 蜂の巣の種類を特定する(スズメバチ・アシナガバチ等)
軒下の蜂の巣から離れて刺激しないようにする
まずは、蜂の巣には極力近づかず刺激しないようにしましょう。これは軒下の場合に限りませんが、万が一蜂の巣の中の働きバチ達を刺激すると危険です。蜂の巣駆除はプロでも危険を伴う作業ですので、すぐに自力で駆除しようとするのは言語道断です。小さい蜂の巣は自分で駆除できる?という質問をよく受けますが、不可能ではありませんが専門業者に依頼するのが無難ではあります。
軒下のどこらへんに蜂の巣があるか確認する(高め・低め・雨戸等)
次に、巣ができた場所が軒下のどのあたりなのか詳しく突き止めましょう。
具体的には人の手が届く低い軒下の場所なのか、人の手が届かない高い軒下(2階など)の場所なのか、はたまた雨戸や床下などの閉鎖された空間の中なのかといった感じです。
場所によって対処方法や駆除方法が異なってくるのと、専門業者に依頼する際にもスムーズな依頼が可能になるため、場所の特定はしておきましょう。
蜂の巣の種類を特定する(スズメバチ・アシナガバチ等)
蜂の巣の種類も特定できるとベストです。スズメバチの巣なのかアシナガバチの巣なのかミツバチの巣なのかといった具合で、蜂の巣の種類を特定していきます。
近くに寄るのは禁物なので、スマートフォンのカメラでズーム機能を使ったり、双眼鏡を使ったりして特定していくのがおすすめです。蜂の種類ごとの見極め方については後ほどご紹介します。
軒下の蜂の巣は場所によって駆除方法が異なる
軒下といっても蜂の巣ができる場所は様々です。
高さの程度や開放空間なのか閉鎖空間なのかによって対処方法が異なってきます。
準備する駆除道具も異なりますし、専門業者に依頼する場合も同様です。
ここでは大きく3つのシーンに分けて駆除方法・対処方法をご紹介します。
人の手が届く低い軒下の場合における駆除方法
人の手が届く範囲にできる場合の対処方法・駆除方法は他の場合と比べるとシンプルです。蜂の巣駆除に使用する駆除用のスプレーを近くから巣の中と外両方に満遍なく吹きかけていきます。翌日になったら、棒などで蜂の巣を取り除き、死んだ蜂はトングで蜂の巣とともにゴミ袋に入れて密閉して捨てます。
駆除する際は、専用の防護服やゴーグルなど身を守るための装備は必ず装着しましょう。
人の手が届かない高い軒下(2階など)の場合における駆除方法
手の届かない場所や2階以上の高さに巣がある場合は、脚立など高所作業を行うための体制を整えてできるだけ近くから殺虫スプレーを吹きかけることがポイントです。
殺虫剤でハチの動きを止めたあと、巣を撤去しましょう。その際、ハチの巣を軒下から切り離すための道具だけでなく、落下した巣をキャッチするための網も用意しておくと便利です。
高所での作業になる場合は作業の難易度が上がり、場合によっては転倒や落下などの危険性もあるため慎重な対応が必要です。
雨戸や壁中などの閉鎖空間の場合における駆除方法
屋外からみえる開放空間ではなく、雨戸や壁中、床下などの閉鎖された空間に蜂の巣がある場合は少し手間がかかります。
閉鎖された狭い空間だと、駆除剤を作業者が吸い込んでしまったり、万が一蜂が攻撃してきた際に逃げることができないといったリスクが発生します。
また、床下や壁中などでは巣の在りかが突き止められないといったケースもあります。
外からみえる開放空間の場合とはまた違うアプローチが必要になるため、安直に駆除しないようにすることが大切です。
軒下にできる蜂の巣の種類の見極め方
軒下にできた蜂の巣は、蜂の種類によって危険度や切迫度が異なるため、可能な範囲で見極めるようにしましょう。
ここでは、現れやすい主なハチ3種類(スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ)の特徴についてご紹介します。
スズメバチの特徴
スズメバチ自体の外見の特徴としては、大きさは体長2cmから3cmで、外見は黒と黄色~オレンジのストライプ模様が特徴的な見た目をしています。
スズメバチの巣の特徴としては、薄灰色から茶色がかった色でマーブル模様が特徴的です。多層の巣房が重なってできており、内部には多数の六角形の巣房があります。初期はとっくり型で、夏にかけて大きく球体化していきます。
巣のサイズは平均直径30cm程度が一般的ですが、大きいものだと直径80cm~90cmに達します。
スズメバチは非常に攻撃的で、巣に近づくと群れで攻撃してくることがあります。
特にオオスズメバチの攻撃性は非常に高いので相当な注意が必要です。
アシナガバチの特徴
アシナガバチ自体の外見の特徴としては、その名の通り「長い脚」を持つのが特徴です。
体長が約2cm前後で、長い脚を下に垂らしながら飛行する動きをします。
アシナガバチの巣の特徴としては、灰色で六角形の小部屋に分かれたシャワーヘッドのような形をしていることが多くスズメバチの巣と異なり巣穴がはっきり見えます。
巣の大きさは直径20〜30cmほどで、スズメバチの巣と比べるとやや小さめです。
アシナガバチは比較的おとなしい性格のハチですが、巣に近づきすぎたり刺激したりすると攻撃してくる可能性があります。巣を発見した場合は、安全のためにも近づかないようにしましょう。
ミツバチの特徴
ミツバチの外見は、体長は10〜15mmで他の2種類と比べると比較的小さくオレンジがかった色をしています。
ミツバチの巣の特徴としては、板のように平らな形状をしており、横幅は1m以上になることもあります。狭い空間に巣を作る傾向にあり、軒下だと雨戸などの閉鎖空間に作るケースも多々あります。
関西エリアで年間数百件以上の蜂の巣駆除依頼を受ける当社では、軒下における蜂の巣駆除の施工実績も多数ございます。兵庫・大阪・京都などの関西地区で軒下の蜂の巣にお困りの方はお気軽にお電話ください。
- 場所
- 京都府城陽市の個人宅
- 施工内容
- スズメバチの巣の駆除
2階の最上部の軒下に、何かついているな…と思っていました。
放置していると、ハチがぶんぶん飛び出し、あっという間にこんなに大きな巣になってしまいました。
かなり高い所に巣があったので、とても危険な作業だったと思います。
そんな中でも、にこやかに作業していただき有難うございました。…もっと読む
- 場所
- 奈良県大和郡山市の宿泊施設
- 施工内容
- スズメバチの駆除
2階の軒下と壁面に、何か模様があるのかと思いよく見てみると、たくさんのハチでした。
今まで何も気付かなかったのに、気付いた途端、大変な状況だと焦りました。
ハチの生態も何もわからないので、専門業者さんに頼らせてもらいました。
屋内にハチの巣を作られると思っていなかったので、きちんと対応していただき良かったです。
ハチをたくさん駆除していただき、幸いその後ハチは見ませんので、有難うございました。…もっと読む
軒下に蜂の巣を作らせない対策方法
軒下は雨や風をしのげ、蜂が巣を作るのには絶好の環境の一つです。
したがって、軒下に巣を作らせないためには人工的な対策を施す必要があります。
主には以下のような対策があります。
対策方法 | 概要 |
---|---|
木酢液を使用する | 木酢液は焦げたような強い燻臭がするため、火や煙を本能的に嫌がる蜂への対策として一定の効果があります。 |
燻煙剤を使用する | 密閉空間に有効。燻煙剤の煙には害虫を駆除する成分が含まれているため、寄せ付けない対策としても一定の効果があります。 |
予防用のスプレーを使用する | 市販で販売されている蜂を寄せ付けないためのスプレーも一定の効果があります。 |
また、蜂が巣を作り始める時期に軒下周辺を定期的に見回る対策も効果的です。巣が大きくなってしまうと駆除の難易度が上がるだけでなく住んでいる人に危害が及ぶリスクが高まるため、巣ができ始めた段階で手を打てるようにすることが大切だからです。
スズメバチは4月から5月頃、アシナガバチは4月から6月頃にかけて巣作りを行い始めますので、その時期は特に注意深く監視すると有効です。
まとめ|軒下の蜂の巣駆除はプロに依頼を
このページでは、軒下の蜂の巣駆除について対処方法や駆除方法を解説してきました。
まずは身の安全を第一にして、軒下の具体的箇所や蜂の巣の種類について詳しく調べていきましょう。
蜂の巣の駆除はプロでも細心の注意を払って対応するものであるため、自力で駆除しようとするのは危険が伴います。
軒下に蜂の巣ができて困っているという方は、まずは専門業者に相談されることをおすすめします。