- トコジラミが大阪市西成区の宿泊施設に与える影響を知ることができる
- 宿泊施設におけるトコジラミ対策はプロに任せるべき理由がわかる
新型コロナの水際対策がようやく緩和され、外国人観光客の宿泊利用も増えてホッとされているのではないでしょうか?
しかし海外からの旅行者が増えると、トコジラミの発生も増加するため、今度は宿泊施設の現場が苦情や対応に追われるかもしれません。
この記事は、公益社団法人日本ペストコントロールの加盟店であり、50年以上の実績もある当社が、大阪市西成区にある宿泊施設のオーナーや経営者に向けて書いています。
プロから見たトコジラミが宿泊施設に与える影響と、対策の仕方を提案する内容になってますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
トコジラミが宿泊施設に与えるダメージは想像以上に甚大である
トコジラミは小さな昆虫ですが、人間に与える害は大きく、宿泊施設にも致命的な損失をもたらす害虫です。
一度発生すると完全駆除が困難なため、トコジラミは海外でもベッドバグと呼ばれ、グローバルな害虫として旅行者に恐れられています。
ニューヨークやハワイなどでも度々問題になっており、2018年には有名ホテルがトコジラミの被害者に対して1300万円もの和解金を支払っています。
2018年4月、米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾートの敷地内にあるホテルでトコジラミに刺される被害にあったゲストに対し、ディズニーが和解金として10万ドル(約1,300万円)を支払うことで合意したことがわかった。
引用:gooいまトピライフ
日本でも高額ではありませんが、トコジラミによる被害者への「通院費などを負担した」というのはよく聞きます。
このようにトコジラミは、宿泊施設にとって最も警戒すべき害虫ですが、海外でも半世紀近く発生や駆除の報告はほぼありませんでした。
なので、国も自治体もトコジラミの対策をする必要がなかったため危機意識も低く、駆除の専門家も少ない状況だったのです。
絶滅したと思われていたトコジラミが再発し、近年驚異的な速さで拡大したのは、旅行者の衣類や所持品に紛れこんで各地へ移動したためと考えられています。
西成区の宿泊施設でも多くの観光客を受け入れるのであれば、徹底したトコジラミ対策が必要不可欠です。
また、大阪市のホームページでもトコジラミに関する注意喚起を促していますので、参考までに以下ページを確認ください。
>>大阪市ホームページ:トコジラミについて
トコジラミ対策を万全にして大阪市西成区を人気の宿泊施設エリアにしましょう
大阪市西成区は関西国際空港からのアクセスも良く、大阪の観光スポットである天王寺動物園や通天閣も徒歩圏内なので宿泊希望者は多いでしょう。
また、庶民的で宿泊費も安いことから外国人観光客が多く、特にバックパッカーにも人気のエリアです。
旅行者は安心快適に旅を楽しみたいと願っているので、事前にネットを使って地域情報や宿泊施設のレビューをリサーチする方も増えてきました。
Twitterで『トコジラミ』と検索すると、「宿泊施設でトコジラミに噛まれた」とか「外国人観光客が日本に来ることに危機感を抱いている」といった発信が見られます。
さらには、「日本も近いうちにトコジラミが蔓延していくだろう」という悲観的な見方をする人が存在するのも事実です。
こういった発信を見ると、「トコジラミを完全に駆除することは難しい」という認識を持たれる方も多いですが、正しい駆除と対策をすることでトコジラミの発生を防ぐことができます。
多くの観光客が訪れることでトコジラミのリスクが増えることは必然的で、それを回避するためには事前の対策と発生時のスムーズな対応が求められます。
SNS上で『トコジラミ対策がしっかりできている大阪市西成区の宿泊施設』というレビューを獲得できれば同業他社との差別化が図れます。
トコジラミが宿泊施設で発生したら、すぐにプロに依頼するのが得策
宿泊施設の運営スタッフから「トコジラミが発生した」と連絡を受けたら、すぐに害虫駆除のプロを呼ぶように指示してください。
トコジラミは一度発生すると日に日に増殖していくため、専門の害虫業者でなければ完全に駆除することは難しいです。
市販の殺虫剤を使って駆除を試みる宿泊施設も多いのですが、最終的にはわたしたちのようなプロの業者に依頼してきます。
そして現場に駆けつけると、すでにトコジラミが広く蔓延しており、完全駆除するまでの費用と時間が余計にかかることがあります。
トコジラミ駆除を実施されたお客様の声
- 場所
- 大阪市・宿泊施設
- 種類
- トコジラミ
以前も他の部屋の駆除依頼をしました。それでその部屋は被害が治まりましたが、別の部屋でも南京虫(トコジラミ)が発生したので、今回も駆除依頼しました。宿泊施設なので、お客様が出入りする限り、どうしても縁を切れない害虫かもしれませんので、また宜しくお願いします。…もっと読む
- 場所
- 大阪市・民宿
- 種類
- トコジラミ
和室の柱や壁紙についていた黒い糞も綺麗に除去して頂きました。薬剤を撒いて頂いた後は、虫も出てこなくなりました。お客様相手の仕事ですから一安心しました。ありがとうございます。…もっと読む
- 場所
- 大阪市・宿泊施設
- 種類
- トコジラミ
同業社に紹介してもらい初めて利用させてもらいました。最近ではお客様が南京虫を持ち込むケースが増えてきているので、我々も清掃時にしっかりチェックしています。防ぎようがないので、早期発見して適切な業者にする対応してもらうのが一番だと思います。また何かありましたらよろしくお願いいたします。…もっと読む
運営スタッフには普段から布団や枕、ベッドの四隅などトコジラミの潜んでいそうな場所を頻繁に点検確認することを徹底してください。
さらに運営スタッフの衣類やロッカーなどもチェックして、トコジラミを自宅に持ち帰らせない注意喚起も必要です。
万が一トコジラミが発生したら、速やかに業者に連絡をさせましょう。
トコジラミに対する安易な認識が被害を拡大させ、利用するお客様の信頼を失うとともに、賠償請求される結果になる可能性もあります。
そうなる前に、トコジラミの対策や駆除は専門の業者にご相談ください。
トコジラミ対策をしっかりおこない、クリーンな大阪市西成区をアピールして多くの旅行者を呼び込みましょう
大阪市西成区は大阪の観光地へのアクセスもよく、庶民的で低価格な宿泊施設や民泊が多いため、そこに魅力を感じている人も多くいます。
地域に関係なく、トコジラミの発生は国内外問わず、宿泊施設である限り避けられないリスクでもあります。
とはいえ、利用者としてはネットのレビューなどで「トコジラミがいる(過去にいた)」という宿泊施設に予約はしづらいですよね。
なので、普段から衛生管理に配慮していることを、自社のホームページやSNSで広く発信していく必要があります。
万が一、宿泊利用者からのトコジラミに関する意見や苦情があっても、真摯に対応し改善を積み重ねていけば信頼を失う事はありません。
そして高評価に繋がる利用者のレビューを集めていけば新規の顧客開拓にもつながり、宿泊施設のイメージもアップして、国内外から多くの人が訪れることになるでしょう。