家の中に害虫が出たことが無い方にとって、小さな虫や見たことのない卵などを見つけた時には、一体それが何の虫なのか、何の卵なのか疑問に思うのではないでしょうか。
そして、害虫に悩まされないためにも、その虫や卵を調べたくなることでしょう。
ここでは、害虫として代表的な「トコジラミ(南京虫)」について、その卵の大きさや色、形についてご紹介していきます。
目次
トコジラミの卵は見た目で判断できる?
トコジラミの卵は、見た目で確認・判断が出来るものでしょうか。
もし、それまでトコジラミ自体を見たことすらない方が、トコジラミの卵を発見したなら、それはとても目が良く、勘が良い人と言えるでしょう。
なぜなら、トコジラミの卵は自分では発見するのはとても難しいからです。
トコジラミの卵の大きさは?
トコジラミの卵はどれくらいの大きさなのでしょうか。
トコジラミの卵の大きさは1mmと言われており、形は細長い卵型です。
肉眼で見ることは可能ですが、1mmの卵で色は無色透明となっているため、それを発見するというのはとても困難です。
トコジラミを発見して、その横に卵があった場合ならそれが卵だと分かるかもしれませんが、卵だけを見つけるということは非常に難しいでしょう。
家に何かの卵が、これはトコジラミ?
家に小さな卵のようなものがあった場合、それはトコジラミの卵なのでしょうか。
世の中には多くの虫が存在します。
卵の色や形状だけでは、どの種類の昆虫のものかを特定することは難しいです。
卵が見つかった場所や周囲の状況、身体の異変などを観察することで、その卵の成虫が何なのか知ることができるかもしれません。
しかし、安易に判断することで、被害が拡大する可能性があります。
まずは、専門業者に相談することをおすすめします。
トコジラミの卵はどうやって対処すればよい?
トコジラミの卵を発見したらどのように対処をすればよいのでしょうか。
それは、卵まで産みつけられてしまった場合は、害虫駆除のプロの専門業者に依頼をして駆除をしてもらうことが一番です。
市販の殺虫剤や、コインランドリーなどによる対処も可能ですが、完全に死滅させることは個人では難しいでしょう。
トコジラミに卵を産ませないためには
トコジラミに卵を産み付けさせないためには、卵を産む根源であるトコジラミを死滅させることです。
それには、早期の発見と早期の対処が必要です。
トコジラミの卵は気温が高い時期になると1週間前後で孵化すると言われているため、対処が遅くなれば遅くなるほど、トコジラミの被害は大きくなると考えられるでしょう。
まとめ
ここまで、トコジラミの駆除や、卵の特徴などについてご紹介してきました。
トコジラミが現れた場合には、卵が産みつけられている可能性があることと、その卵は3日間で孵化してしまうことを念頭において、早めの対処を心がけましょう。