朝起きたら背中や足に赤い斑点が…。そんな経験をしたことは無いでしょうか。
その赤い斑点の正体は、もしかするとトコジラミによる吸血の被害かもしれません。
トコジラミは1年中存在する害虫で、別名、南京虫(ナンキンムシ)と呼ばれ、全国に多くの被害者を出しています。
今回は、そんなトコジラミが産む卵について、どれくらいで孵化すのか、対策はどのようなものがあるのかをご紹介していきます。
目次
トコジラミの怖さ
まずは、トコジラミの怖さを見ていきましょう。
・吸血性がある
トコジラミは、吸血性があり、人の血やネコやイヌなどペットに吸血することもあり、吸血されると赤い斑点のような痕が残ります。
そして、トコジラミは複数個所を吸血するため、その被害の範囲は広くなります。
・繁殖性がある
トコジラミには繁殖性があり、多くの卵を産み、短い期間で多くのトコジラミが発生します。
トコジラミが多くなればなるほど、被害の範囲も広がり気づかないうちに沢山のトコジラミを棲みつかせているケースもあります。
トコジラミの卵が孵化する速さ
トコジラミの卵が孵化するのは、大体1週間ほどと言われており、あっという間に成虫になります。
幼虫の時期から吸血するため、卵が孵化してからは被害が発生する形となります。
また、トコジラミは卵を生涯300~500個産むと言われているため、気づいたら手が付けられないほどになっているということもありますので、早めの対策が重要です。
トコジラミの卵を孵化させないためには
卵を孵化させないためには、トコジラミの駆除をすることも必要ですが、産み付けられた卵自体の対処も必要となり、熱による処理や薬剤などによる処理をして対策をすることが必要です。
トコジラミの卵を見つけたら業者を呼ぶのが一番
トコジラミの卵を駆除するためには、素人による駆除よりも、プロの駆除業者に来てもらうことが一番でしょう。
トコジラミは小さく、卵はもっと小さいため、肉眼での確認も一苦労します。
そのため、慣れている専門業者に依頼することで、駆除をスムーズに行うことができるでしょう。
業者を呼んだら高い?
専門業者を呼ぶとなると、気になるのは費用だと思います。
一般的には業者を呼ぶとそれなりの費用が掛かるため、市販の製品を購入して自分で対応しようというのが多くの方の考えだと思います。
しかし、トコジラミは小さくて見えにくく、卵などは特に目視で見つけるのは難しいものです。
そのため、自分で駆除するのは非常に困難です。せっかく手間をかけても、駆除しきれずにかえってトコジラミを増やすことになるのであれば、多少費用をかけてもキチンと駆除してもらえる業者に依頼するべきでしょう。
業者によっても費用と内容は異なりますので、まずは見積もりを複数業者から取ると良いでしょう。
まとめ
ここまで、トコジラミの卵に関する情報をお伝えしてきましたが、トコジラミが卵を産んでしまっては、素人では対応することが難しく、時間が経てばたつほど被害は大きくなります。
そうならないように、トコジラミの駆除を専門とする業者に依頼をして、卵もトコジラミも併せて駆除をしてもらうように依頼するべきでしょう。
一気に増加するトコジラミの被害を大きくしないよう、早めの対処が必要です。
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