ノミダニやゴキブリ、シロアリやトコジラミ(南京虫)など、人間の家に寄生し、ペットや人間に被害を与える害虫はどの家にでも存在する可能性があります。
そのような害虫が家に現れたとき、すぐにでも駆除・撃退するべきですが、夏に被害にあう方が多いのではないでしょうか。
このような害虫は、冬は活動しないのか?今回は、トコジラミが冬眠するのか?についてご紹介していきます。
目次
トコジラミは冬眠する?
トコジラミは「冬眠」はしません。
冬眠という性質を持っていないため、冬でも年中活動し、環境によっては一年中活動し続けます。
また、夜行性のため夜に活動することが一般的ですが、暗い場所であれば昼間でも活動します。
トコジラミは「休眠」という能力を持っている
しかし、トコジラミは冬眠に変わる「休眠」という能力を持つのが特徴となっており、休眠とは、冬眠と同じように活動を休止し、エネルギーを消費しないため、起きるまでエネルギーを蓄えるというものです。
トコジラミが「休眠」するときは?
この、休眠という機能を利用するときは、トコジラミが生活をしていく中で、困難と判断した際に、その時期を乗り越えるために休眠すると言われています。
その時期とは、夏のなかでも特に暑い時期や、冬で氷点下となったとき、吸血するための生き物がいなかったり接近することが難しくなった時などです。
そのため、冬眠という形でありませんが、冬の寒い時期などは休眠していることも多いでしょう。
トコジラミが活発に活動する時期
トコジラミが活発に活動する時期は夏と言われています。
しかし、夏以外でも暖かい環境であれば、年中活発に行動しているため、いまでは家の中が暖かい環境になっていることが多いため、年中活動すると考えた方が良いでしょう。
トコジラミは布団・ベッドの周辺などに潜み、寝ている間に人に接近し吸血して、吸血されたカ所は猛烈なかゆみなどを伴い、かゆみや刺され痕などが長期間残るという被害に遭います。
トコジラミの対策法
このようなトコジラミの被害に遭わないためにはどのような対策が必要なのでしょうか。
トコジラミは一度侵入すればどんどん繁殖していくため、繁殖を防ぐためにも早めの駆除をすることが必要です。
また、トコジラミは目視で見つけづらいため、専門業者を呼ぶなどして、プロの業者に依頼して駆除してもらうことが、最も有効な方法と言えるでしょう。
まとめ
ここまで、トコジラミは冬眠するのかについてご紹介していきましたが、トコジラミは冬眠せず、休眠という機能を持っているため、冬の間も暖かければ活動し、活動していない時期でも休眠しているだけという可能性があります。
トコジラミを家で見かけたり、被害に遭ったりしたら、害虫駆除や害虫対策プロの業者に依頼して、徹底的に駆除するようにしましょう。
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